WindowsからLinux Samba共有にアクセスできない
Linuxユーザーのパスワードは合っているし、pdbedit でsamba接続するユーザも追加しているのに、なぜか共有ディレクトリにアクセス使用とすると、「ユーザー名またはパスワードが正しくありません」と表示されてアクセスできないことがあります。
これはsambaの認証方式がより強固になったのが原因で、Winows標準のネットワーク認証方式のレベルが低いために、sambaのほうで接続を拒否してしまうんだとか。
Linux環境に構築したsambaや、QNAP、Synorogyといった海外製のNASを利用しているとこのような現象に遭遇することがあります。
対処方法(Windows側の認証レベルを上げる)
Windowsのレジストリを編集してネットワーク認証レベルをsambaに合わせましょう。
レジストファイルを用意したので以下のファイルをダウンロードしてZIP解凍したのち、インストールしてください。
インストール完了後、PCの再起動を行ってください。
Samba共有と認証レベルを合わせる
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ダウンロードして組み込むのが不安な方は、regedit.exe で以下のエントリを書き換えればOKです。
Windows Registry Editor Version 5.00 [HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Lsa] "LmCompatibilityLevel"=dword:00000002